猛暑で水草大繁茂、シジミ漁に打撃

知人が送ってくれた7月24日の山陰中央新報によると、この猛暑で、宍道湖での水草繁茂による漁業への影響が、過去最悪と思われるほどひどい状況になっているようです。
今年は今のところ2012年のような水草とアオコのダブルパンチにはなっていないようですが、
宍道湖におけるアオコ発生の環境要因とその事前判別」(陸水学雑誌 76(3), 217-223, 2015)で解説された方法で予測すると、今年はアオコが発生してもおかしくない状況のようです。
上記論文では、前月までの塩分や水温から予測するのですが、地球温暖化で夏の高水温が恒常的になってしまった場合、塩分でしかアオコ制御はできなくなるかもしれません。