古くから咳止め効果があると言われ、のど飴にも使われるキンカン。皮ごと食べることから、血圧低下、血管強化、抗アレルギー作用、抗酸化作用に効果があるといわれるヘスペリジンを効率的にとることができます。
私は子供の頃からキンカンが好きで、庭にも大実キンカンを植えたところ、数年で毎年10kg以上とれるようになりました。生食では食べきれないので砂糖漬けにしてジュースにしたり、ミキサーでペースト状にして冷凍保存し、解凍してヨーグルトにかけていました。
ただ、どちらも手間がかかるんですよね。ジュースは砂糖がかかってない部分がカビてくるし、ペーストは半分に切って種を出してからミキサーにかけないと、砕けた種で苦味がでてしまいます。
そこで今年は試しに、ジュースの代わりにキンカン酒、ペーストの代わりに冷凍キンカンにしてみました。これが二つともGood！キンカン酒は1月17日記事でご紹介しました。冷凍キンカンは皮がやわらかくなり、かつ苦味が抑えられて甘さがひきたつようになりました。下の写真は高血圧対策のために毎朝食べているスペシャルヨーグルトです。生クルミ、シナモン、蜂蜜と果物の組み合わせなのですが、12月からは自家製無農薬キンカンで楽しんでいます。
キンカンは1本で実がなり（さくらんぼなどは異なる品種2本が必要）、アゲハチョウに食われることもあまりなく（柑橘類なのに不思議）、園芸初心者でも簡単に育てられます。無農薬果物栽培の初挑戦に、イチオシのお勧めです。
