「ボヘミアン・ラプソディ」と「チコちゃんに叱られる」はエンタメと思って観るべし

遅まきながら「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました。「泣ける!」とのコメントが多かったのですが、「それって、もしかしてこの映画が事実を描いていると誤解しているからでは?」とシラ~っとした気分になりました。

下記記事にもあるように、Queenのメンバーはフレディがゲイだと知らなかったし、ライブ・エイドの前にフレディがHIVにかかっていることを告白した事実もありません。この記事でブライアン・メイが「ドキュメンタリーじゃないから、すべての出来事が順序立てて正確に描写されているわけじゃない。でも、主人公の内面は正確に描かれていると思う。」と語っているように、エンタメとしての効果を狙って、いろいろ脚色されているのです。

headlines.yahoo.co.jpなので私も当初から「これはエンタメ」と思って観に行ったのなら、「違うジャン、これ。」と思わずに済んだのかもしれません。
いわばNHK「チコちゃんに叱られる」みたいなもので、あれもあくまでエンタメ番組ですから、放映されることが正しいと思ってはいけません。科学的にナンセンスなことでも、スタッフがエンタメ担当なので、全くスルーして放映されてしまうことがママあります。下記は本当にひどいと思った一例です。
NHK「昔は青い葉の陸上植物がいたかもしれない」と放映