一年で一番忙しい月

「盆と暮れがいっぺんに来たような忙しさ」と言われますが、水環境を研究している大学教員にとっては、9月が一番忙しいのではないかと思います。
まず9月に開催される学会が多いこと。平日に大学を会場として確保するために、夏休み期間である9月に開催されるのです。このため所属する複数の学会が同時開催になったりします。今年の場合、陸水学会と応用生態工学会が丸かぶりになってしまいました。
次に予算申請の締切。科研費を始め、9月に募集要項が発表されるものが結構あります。今年は9月から10月半ばまでに5つ申請する予定で、上記したように学会発表もあり(発表用に作成するパワポは合計5つ)、9月に入ってからは毎日、どちらかを作っている状況です。
そして10月からは冬学期が始まるので、講義準備も必要です。これが一番時間がかかります。
こうなると「もう寝るしかない」と思って、極力、寝るようにしています。「下手の考え休むに似たり」とはよく言ったもので、睡眠時間を削ってまで時間をかけて考えるのは無駄です。それよりは寝てる間に無意識領域で考えてもらう方が、よほど効率がいいです。クリ(うちの柴犬)とぼ~っと散歩している時も脳が休まるので、最高に忙しい9月はいつもより長く寝て、いつもより犬と遊んでいるので、はためからは9月は暇なのだと勘違いされそうです。