クリ(7歳の柴犬)と散歩していて、稲作期にしか水が無い水路に、白い貝殻が点々としているのに気づき、いくつか拾って帰りました。
下の写真では上下同じ貝殻の表裏を並べています。上の写真の一番右のはマシジミに近い黒っぽい色、その隣のは明らかに外来シジミっぽい薄い色です。どちらも殻の長さが15mmありました。発生初期の大きさが200マイクロとすると、水路に水が入ってから稲刈りで水が無くなるまでの5ヶ月で75倍に成長したことになります。カルシウムが少ない水路の水で、よくこれだけ成長できるものです。
さらに驚いたのは、殻の裏側がいかにも明らかに外来っぽいのからマシジミと間違えそうなのまで、多様だったことです。クリを待たせていたのでわずか20cm四方から急いで拾ったのに、なぜこれほど多様なのか全くの謎です。