今日はテナガエビ釣り名人に同行して、利根川下流に行ってきました。実験中のスジエビは霞ヶ浦産ですが、河川産には浮遊幼生期を海水もしくは汽水で育ち、着底後に上流に上るタイプがあるとの報告があり、うまくすればそのタイプのスジエビが採れるかもと思ったからです。
下の図の「124」という数字がある道路に河口堰があります。待ち合わせ場所に着いた時には、早めに来られた名人の友人が、「神栖市」とある左にある❤地点でスジエビを採っていてくれました。あとでその場所に行って水を採ったところ、ほぼ淡水でした。
その後、「下総豊里」の上にある❤地点付近でスジエビを探しましたが、全くいませんでした。テナガエビは霞ヶ浦より大きく黒っぽいのが、テトラの隙間を闊歩してました。
河口堰の下流で採れたら汽水産の可能性が高いので実験に使おうと思っていましたが、今回のは微妙です。アイソザイム分析をすれば区別できるのですが、それを待っていては成体になってしまいそうなので、今回は汽水産スジエビでの実験は諦め、霞ヶ浦産と利根川下流産を分けて飼育し来年に備えることにしました。我が家の台所は来年の初夏までエビ飼育空間となることとなりました。