ハスの消滅状況を野生植物に詳しい方に報告したところ、急激な衰退はウイルスか除草剤が原因と考えられ、枯れた当時の写真があればどちらか判断できるとのことでした。
そこで牛久沼と手賀沼の写真をお送りしたところ手賀沼について回答があり、ハスが枯れた原因はウイルスではないように見えるとのことでした。ということは除草剤が原因である可能性が高くなってきました。
手賀沼近辺に住む知人によると、手賀沼ではハス群落の対岸にあるヒメガマ群落も今年枯死したそうです。ますます除草剤が怪しくなってきました。
ハスの専門家から「除草剤で枯死したのだとしたら、水田で水草にまくタイプのではなく、陸上植物を対象にしたタイプではないか。」との意見を得ていると知人から聞いています。近年、使用量が増えているグリホサートが怪しいように思います。
まだ除草剤が原因と決定したわけではありませんが、念のため、水域に近い道路や公園などで除草剤を使って除草作業を行う場合、水域に入らないように念入りな対策を施すようにしてください。