祝、合格!

うれしいメールが届きました。
脳脊髄液減少症の息子さんをもつお母様からのお便りで、息子さんが見事、第一志望の国立大学に合格されたそうです。
このお母様からは、息子さんが小学生の時に初めてお便りいただきました。脳脊髄液減少症になって好きだったサッカーもできなくなり、勉強はおろか日常生活もやっとという感じでした。そんなときに主治医の先生から私が提案したアミノ酸服用を勧められ、その詳細や、どうやって私が回復したかを知りたいとの内容でした。
それからの息子さんは、人が1でできることを10倍努力して少しづつできることが増え、再びサッカーもできるようになりました。勉強も頑張って高校に進学、そして今回の大学合格。「二次試験の日、お天気がよかったのも運が良かったです。」と書かれていたお母様は、本当に長らくハラハラしながらも、ここまでよくサポートしてこられたと思います(脳脊髄液減少症は、低気圧だと体調がすごく悪くなるのです)。
脳脊髄液減少症は、お子様にも起こります。交通事故などなくてもです。そしてしばしば、本人の気持ちの問題にされがちです。
もし、お子様が特に曇りや雨の日に調子が悪くなり、また寝転ぶとだるさが軽減するようでしたら、脳脊髄液減少症を疑って専門医に診てもらってください。そして診断がついて治療をしたのになかなか改善が見られなくても、気長に見守っていただければと思います。今回ご紹介したお子様のように、諦めなければ、いつかは願いがかなうのだと思います。

(追伸)

なぜこの記事のカテゴリーが「化学物質」なのか。

脳脊髄液減少症は脊髄に急激な圧迫がかかったときに、圧を開放するために髄膜の一部が破れ、そこから髄液げ漏れ続けるために脳が萎縮して起こる病気です。

圧がかかったときに髄膜が破れるのは極めて合理的な反応だと思うのですが、その後にふさがらないのは全く合理的ではありません。有史以前の人間は今よりもっと転んだり落下したりなど、激しい衝撃にさらされていたはずです。そんな衝撃にあうだけで脳が縮むなんてこと、進化の途上で淘汰されていたと思うのです。

それで原因として考えたのが、文明以降、特に人新世以降の化学物質があふれる環境で、一部の過敏な体質の人間では化学物質で本来起こるべき代謝が発動しなくなり、こんな変な病気が蔓延するようになったのではないかということ。

実は私は子供のころからカルシウム代謝もおかしいのです。人の2倍以上はカルシウムを摂取しないと、爪がグニャグニャになってしまいます。それで今でもカルシウムが吸収されやすい低温殺菌牛乳を1日最低200ml、シラスひとつかみ、Caサプリを毎日欠かさず摂取しています。

他に花粉症も抱えており、これも化学物質の寄与が多少あるのではないかと思っています。