桜散る

ミッションでない研究を進める上で重宝な科研費。卒業生も私も基盤B枠と萌芽枠で出していて、基盤B枠は今日が採否結果の公表でした。

昼過ぎ早々に卒業生から「採択されたっぽいです。」とのメール。こちらはなかなか知らせが来ず、夕方になって届いた案内に従って採否確認したら、不採択でした。「ネオニコチノイドで水産重要種が減った」くらいセンセーショナルな内容だったので、そんなバカなと思われたのかもしれません。ネオニコチノイドの内容は、科研費落とされ続けてもScience誌発表でまでこぎつけました。このテーマも研究費をやりくりして、科研費無しでそれなりの雑誌に載せてしまうしかないのかもしれません。

それにしても卒業生が、まだ30代前半なのに基盤Bに採択されたのは立派です。その調子で研究を進めて、早く任期なしの研究職につけるといいですね。