ワクチンをムダにしない

高齢者へのワクチン接種が各地で始まったところですが、つくば市内の老健に入所している父親は7日に1回目を終え、2回目が28日の予定です。接種当日は、事前の同意書とは別に接種日に家族が立ち会い同意書に署名することが必要だったのですが、本郷の講義とモロかぶりだったので、代わりに神奈川県にいる弟に立ち会ってもらいました。
本日、老健から連絡があり、首都圏で変異ウイルスが増えていることから、次回は家族の立ち会いは不要、その代わり事前に同意書に署名に来て下さいとのことでした。次回は同じく神奈川県在住の妹に立ち会ってもらう予定だったので、助かりました。
京都の老人施設では余ったワクチンを2日連続で廃棄していたと報道されています。

捨てないで済むよう臨機応変に対処と言われても、例えば自治体のガイドラインで家族の立ち会いや同意が必要だったのだとしたら、予定者以外の入所者に急遽接種するなどできなかったのかもしれません。余ったワクチンの接種が臨機応変にできるようにするには全ての自治体で、本人の既往歴や現在の体調の確認以外、手続きをできるだけ簡素にすべきでしょう。