中華人民共和国のネオニコ事情

ロシアの知人から正式ルートで分析依頼された茶葉のネオニコチノイドを分析しました。日本のお茶では有機栽培でなくても検出されないアセタミプリドが、普通の入れ方をして1リットル当り14マイクログラム検出されました。イミダクロプリドも日本の普通栽培のお茶の10倍以上の濃度でした。

ロシアで入手できるオーガニックのお茶ということだったので、これはヒドイと確認したら、中国産だったそうです。

その中国では、メイドインチャイナのネオニコチノイドが製造されているそうです。日本では標準試薬が手に入らないので、そういったネオニコチノイドが中国から輸入した農産物に残留していても、検出できないことになります。

もういい加減にして!と思います。。。