きれいな石材図鑑

建物の外装や内装、お城の堀、彫刻、お墓など、様々に利用されている石材。その種類や石のできかた、世界も含めた産地の特徴が子供にも分かりやすいようにマンガで解説されています。身近な所に日本や世界の各地の石が使われているので、夏休みの自由研究に石材を選んでもよいかと思います。
身近な例として関西の写真が多いのですが、都内は海外の見事な石材を使ったビルが多いです。私が好きな蛇紋岩やラパキビ花崗岩も、とても美しい石が使われているビルがあります。
また国会議事堂の内装には日本各地から取り寄せた石が使われていて、好きな人が見学に行くとなかなか前に進まない状態になるようです。

つくば市は本書でも紹介されている稲田石や真壁石の採石場が近いです。また地質標本館の第4展示室に岩石標本が展示されています。

ここで石を見ていると、たいていの不満がどうでもよいことに思えてきます。地質標本館は周辺にも面白い石が転がっています。また建物前には白亜紀から現在まであまり変わらない形態で存続しているメタセコイアが植えられています。ある意味、パワースポット。