3月に修士課程を卒業した学生さんが、就職後も某学会の一般会員として入会しなおし(卒業したら学生会員ではなくなると言われて)、修論を投稿していました。本日、無事受理になったと連絡がありました。
霞ヶ浦では湖岸の水温が最高で37℃を超えることもあると、温暖化が湖岸環境に与える影響を指摘した内容です。湖の水温は湖心でのモニタリングが大部分ですが、水草や魚が多く利用するのは湖岸です。その湖岸の水温が暖候期には湖心よりはるかに高温になることは、意外にも調べられていませんでした。
就職後に仕事とは全然無関係なのに修論を投稿してくれた学生さんは、これで3人目です。いずれも私が苦手とする内容だったので(陸水研では私が指導できない内容でも、やりたいことならOKなので)、代わりに投稿はまず無理でした。ありがたいことです。