干しあけびに挑戦

昨日のつくばの最高気温は25℃、夏日となりました。
それでも温暖化前と同じように、アケビの初物が収穫できました。アケビは気温ではなく、昼夜の長さで実を成熟させるのだと思われます。

アケビは中の白いゼリー状の部分を生で食べます。あっさりした甘さがあります。
皮は非常に苦みが強いので、昨年まではあく抜きしていただいていました(それでも息子は「俺には無理!」と手をつけませんでした)。
東北ではアケビの皮を乾燥させて保存食にするそうです。干したら苦みが和らぐかもしれず、今年は干しアケビにすることにしました。

東北は乾物の種類が豊富です。長く厳しい冬に野菜を補うための、昔からの知恵なのでしょう。食糧自給率が少ない日本では、そういった知恵が消えてしまわないような取り組みが必要だと思います。