それでも島根原発を再稼働?

土砂崩れ箇所の多さや海岸が隆起するなど能登半島地震の激烈さが映像でわかりますが、崩れ落ちた家屋の多さはそれだけではないことを昨夜の「Mrサンデー」で知りました。高齢者が多く「自分達はもういいから。」と耐震化していない住宅が多かったそうです(チラッと表示されたデータでは全国平均の半分しか耐震化していませんでした)。
また津波被害も大きかったのですが、日本海側では海岸近くに断層があるために津波到達が速く、しかも最大波が遅れて到達するそうです。日本海は大きな湖のような形状なので、津波が大陸に反射してまた戻ってくるそうです。
1月3日記事で、動いたらM7.0もしくはそれ以上とされている「宍道(鹿島)断層」に島根原子力発電所建っていると紹介しました。断層のズレによる破壊リスク、津波リスクで島根原発が爆発したら、原発から約5kmにある県庁も市役所も放射能被災する可能性大です(もちろん松江市全体が危ない)。
松江市にも高齢者世帯が多く、耐震化されていない住宅は少なくないと思われます。そんな中で県庁も市役所も放射能汚染により機能不全になったら、避難誘導や救助はどうなるのでしょう?
それでも中国電力は、島根原発を8月に再稼働するのでしょうか?