マイクロカプセル の検索結果:

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…でお知り合いになった香害患者様から様々に貴重な情報をいただきました。先日、久々にその方に直接メールしたところ、彼女のツイッターが「X」になってから警告なく一発永久凍結されてしまったそうです。心あたりは大手3社のマイクロカプセルの表を、メーカーにヒアリングして作成しアップした事だけだそうです。何度もX社に凍結の解除と理由だけでもと問い合わせをしても、現時点まで全く回答がないとのことでした。イーロン・マスク氏がツイッターを買収したときから、何となくイヤな感じはしていたのですが。。

EUが香害の原因となっているマイクロカプセルを制限

EUが「意図的に添加された」マイクロプラスチックを制限する措置を採択したそうです。下記を読む限り、柔軟剤 に加えられている香料入りマイクロカプセルも含まれているようです。日本政府はマイクロカプセル問題を「海ゴミ」にとどめ、「非意図的」なものしか扱っていません。マイクロプラスチック問題は 香害の原因であるとの観点が必要です。

交通整理

…5) 環境水におけるマイクロカプセルに内包された香料成分の動態→学生の修論を投稿論文にできるか検討中 6) 環境水における香料成分の気相運搬の影響→サロゲートを問い合わせ中 7) 全国の水道水中ネオニコチノイド濃度の毎月調査→学生の修論として実行中 8) 全国数カ所での水道原水の処理がネオニコチノイド濃度に与える影響→学生の修論として実行中 9) ニコチノイド使用が河川の雑魚に与えた影響→山陰の某河川で検討中 10) 湖岸の樹林化が内水氾濫に及ぼす可能性→OBが執筆中 11)…

EUで香料入りマイクロカプセルは規制対象となるか?

…が、柔軟剤の香料入りマイクロカプセルも規制対象に含まれているのか、よくわからない文章でした。例えば下記の文章です。 The bans concern mainly uses of microbeads in cosmetics that are rinsed off after use, where the microplastics are used as abrasive and polishing agents. Microplastics are intentiona…

50年以上前から指摘されていた、農薬と洗剤が環境に与える影響

…です。サイエンティフィックアメリカンの過去の記事を紹介するコーナーです。1965年、科学による技術革新の失敗例として「農薬と洗剤が、環境に与える影響が試験されないまま広範に使用されている。」と指摘、「地球全体が科学の実験施設と化している。」それから50年以上経ち、洗剤にはマイクロカプセル入り香料まで入り、殺虫剤は世界的な昆虫減少の原因のひとつかもしれないとされるネオニコチノイドが飲用水からも検出されるくらいまきちらされています。実験の影響をうけるのは、実は当の人間なのですが。

香害解決を求める署名活動

近年、抗菌作用のある洗剤や香り付き柔軟剤・高残香性の芳香剤などがの香り成分によって、頭痛・アレルギー・喘息・吐き気・意識消失などが発症する方が増えていて、「香害」と呼ばれています。これらの製品では揮発性が高い香料成分を、マイクロカプセルに閉じ込めて長持ちするようにしています。下記署名運動では、その香料マイクロカプセル技術の使用中止を製造企業に通知するよう、政府に求めています。拡散歓迎です。

誰もが知らない間に吸い込んでいるかもしれない人工香料原液

…境学会では、柔軟剤のマイクロカプセルについて発表しました。柔軟剤の香料成分は揮発性、かつ疎水性です。そして国内外で、香料成分が魚介類から検出されたとの論文が発表されています。なぜ揮発性・疎水性の香料が検出されるかのメカニズムは誰も研究しておらず、「マイクロカプセルに保護されているから」との仮説で研究を進めています。濾過後に大幅に減少したので、ほぼ間違いないと思っています。私が発表したセッションでは、マイクロカプセルが大気に大量に漂っているとの、ショッキングな発表がありました。…

マイクロカプセルはマイクロプラスチックではない

…「合成香料を内包したマイクロカプセルが水界生態系に与える影響の検証」の申請書には、2016年9月に研究意義として下記を書きました。ーーーーーーーーーー水圏に大量に放出され、それが魚類などの水生生物への化学物質汚染をもたらすとして注目されるようになった物質に「マイクロプラスチック」がある。これはプラスチック製品が環境中で分解されて細かくなったもので、形状やサイズは様々である。多方面からの研究成果が蓄積されており、2016年5月に国連環境計画が発表した「海洋プラスチック廃棄物の脅…

あと6年の研究テーマ

…ピード感が好きです。マイクロカプセルが水圏生態系に与える影響の評価は、修士1年の学生さんに取り組んでもらっています。GC/MSで分析できるものをとりあえず選んだのですが、学生さんが研究生の間に開発した分析メソッドで、世界初の結果が続々でてきてます。彼には「研究でやっていくなら、日本にいてもつまらないよ。博士は欧米に行けば?」と研究生の頃から勧めていて、日常会話は全て英語です。もし彼がこのままウチで進学したいと言ったら、あと4年でどこまで手を広げるかが考えどころです。来年度後半…

あとひとつふたつ

…ると思っているのが、マイクロカプセルです。家庭で使用されるものだと、柔軟剤の香料がマイクロカプセルに入っていて、香りを長持ちさせています。香料は水溶性ではないので、先進国の沿岸でとれる魚類から香料成分が検出されるのは、マイクロカプセルを鰓から取り込んでしまったからではないかと考えています。 魚より被害が懸念されるのが懸濁物食二枚貝(アサリやシジミなど)です。大量の水を濾過することで餌を採っているのですから、その影響は魚の比ではありません。その上、最近は農薬をマイクロカプセル化…

5年ぶりの修士

…るだろうと思うようになり、中国人学生さんを受け入れることにしました。1年間研究生をしてもらって、陸水研の分析機器を使った研究ができると判断し、昨日の入試も合格、10月から5年ぶりの修士学生さんとなります。その学生・H君は、香害として問題になっている柔軟剤の香料が入ったマクロカプセルの水環境での挙動を解明する予定です。ネオニコチノイドとマイクロカプセルは、表流水を水道水源にし、かつその水道水を飲用にしている日本では絶対に使ってはならない物質だと思っていて、成果を期待しています。

マイクロプラスチックより対策を要するマイクロカプセル

…のメカニズムとして、マイクロカプセルを考えています。マイクロカプセルであれば、魚や二枚貝が摂取して、体内で香料が拡散することも可能です。実はマイクロカプセルは、柔軟剤などの芳香成分だけでなく、農薬にも応用されています。シロアリ駆除剤にも、長持ちさせるためか、ネオニコチノイドをマイクロカプセルにいれた製品があり、知人によるとそれが地下水を通じて周辺の池に拡散し、池から高濃度のネオニコチノイドを検出した例があるそうです。今後、マイクロカプセル入り農薬が増えていくと、まっさきに水産…

ツイッター始めました

…いたのですが、いわゆる「香害」について「体調を崩す原因は、香料を包んでいるマイクロカプセルからイソシアネートが発生するからだ。」とする投稿が非常に多いことに気づきました。香料そのものにも毒性が疑われるものがあるのにイソシアネートと決めつけてしまうと、香料そのものによる被害の救済が遅れてしまうのではないかと思い、実名で問題提起しようと思い立ちました。香料や化学物質以外のツイートも、慣れたら楽しもうと思っています。たとえば写真と俳句・短歌をセットで投稿しあうと楽しそうだな、とか。

マイクロカプセルに乗って有毒物質が日本中の大気を舞う?

…入っている合成香料やマイクロカプセルの原料であるポリウレタンの毒性を懸念していますが、殺虫剤などの明かな毒性成分が空を舞っている可能性もあるのではないかとゾッとしました。 マイクロカプセルを利用した農薬は今後増え続けるだろうとの業界誌の解析もあります。マイクロカプセルを介した拡散があるとなると、フガシティモデルを使った流出農薬の解析もできません。 マイクロプラスチックに吸着しているかもしれない毒性物質に世界中の関心が集まっていますが、まさに毒性物質を内包したマイクロカプセルが…

消臭剤を贈られる猫のきもち

…ないですか?本当にねこ好きの人が書いているんだろうか。」との厳しいコメントも。 ちなみに私は現在、科研費で柔軟剤の芳香剤として使われているマイクロカプセルが水環境に放出された場合、どのような生態系撹乱が生じ得るかを研究しています。ヒト健康被害でさえ研究が進んでいない中、水生生物への影響は世界的にもされていなかったので。 マイクロプラスチックは非意図的ですけど、マイクロカプセルは意図的に製品として放出しているわけですから、もし有害だったら、まさに第二のアスベストだと思うのです。

柔軟剤のマイクロカプセル(2)

…ています。面白いと思っているテーマを学生に与える必要が無く、自分でできるのは本当にラッキー。 今回は12月7日に見たのとは別の会社の柔軟剤でマイクロカプセルを観察しました。どれくらい薄めたらうまく見えるかは、大体分かるようになりました。総じて小さく、大きいものは球ではなく何とも独特な形です。 なおかつ、前回と違って中に香り成分が入っているらしい粒が見られませんでした。この内部全体に香り成分が入っているのでしょうか。 あと2種類くらい製品を見て、今後の方針を決めようと思います。

柔軟剤のマイクロカプセル

写真のスケールは10マイクロメートルなので、直径30マイクロメートルくらいになります。 一方で、直径5マイクロメートル未満の小さなのもありました。ゴミかと思いましたが、拡大したらマイクロカプセルっぽい外見でした。 大きさはまちまちですが、壊れてないものはほぼ球形でした。この特徴から原液中の密度をどう割出すか。

柔軟剤中のマイクロカプセル

購入したてのデジタル顕微鏡で観察してみました。原液だと光が透過しないので、少し薄めて観察。大きさはまちまち、壊れているのはほとんどありませんでした。 このマイクロカプセルが洗濯したらどうなるか、さらに洗濯水を放置したらどうなるかを調べます。その心は。。。秘密です!