アジア巨大都市

著者のおひとりの谷口真人先生から、表記のご高著を頂きました。
初めの３章（都市、水辺、地下）では見開き2頁に東京、大阪、台北、ソウル、バンコク、ジャカルタ、マニラというアジアの巨大都市の写真がテーマごとに並べられています。
テーマとして、例えば都市の章では高層ビル群、盛り場、子どもなど18テーマ。水辺の章では大河川、ダム、トイレなど18テーマ。地下の章では地下鉄、地盤沈降、湧水など9テーマ。思っていた通り、高層ビル群や工業地域は7つの都市でかなり似ていました。
7年ほど前から世界のMegacity化を憂えていて、横浜市大で特任教授として学部講義「環境再生のまちづくり」を受け持っていたときに、持続可能な日本は今のような一極集中ではあり得ないと説いていました。その頃からこういう写真集を作りたいと思っていたのですが、完全に先を越されました ^^;

アジア巨大都市―都市景観と水・地下環境

（追伸）産総研第七事業所は昨日通水作業は完了したものの、排水はまだできません。なので超純水製造装置の動作確認は今日もできないでいます。
震度６弱でこの状態ですから、東北地方の実験系の研究室は、長期的なダメージが大きいと思います。被災していない日本各地の研究室に支援の輪が広がりますように。