前LOICZ科学委員長のAlice Newton博士がCoastal sustainabilityについて語った2分間のビデオを下記で見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=tO8oFew-XME&feature=plcp
内容もさることながら、特にご紹介したいのは、彼女の話し方です。彼女はイギリス人で英語はネイティブですが、ノンネイティブにも非常に分かりやすい話し方だと思います。決して早口にならず、まわりくどい言い方もしない。
彼女の父親は外交官で、幼少期はインターナショナルスクールで過ごし、外国人の友達ばかりだったそうです。そんな彼女がノンネイティブに理解してもらえるように工夫してきた結果が、この話し方ではないかと思います(ちなみに彼女は父親の赴任先のフランスが長かったこと、またポルトガルで職を得たことから、フランス語とポルトガル語も不自由なく使えるトリリンガルです)。
彼女は、さすが外交官の娘で、友人が非常に多い。私が韓国で手術することになったきっかけも、「ごめん!首が痛くて飛行機に乗れそうにないから、LondonのPUPは代理にお願いする。」とメールしたところ、「知り合いに整形外科医がいるから、MRIの画像があったら送って。セカンドオピニオン聞いてみるから。」と申し出てくれて、そのイギリス人整形外科医が「まずレーザーで治療してはどうか。」と提案したことでした。調べたところ日本ではレーザー治療がなくて、もしかしたら日本の頸椎治療は遅れているのではないかと認識したのでした。
こういった外交面については、どちらかというと引っ込み思案で社交力に乏しい私の真似できるところではないのですが、英語の話し方については彼女をお手本に、向上に努めたいと思っています。