やっぱり宍道湖・中海!

ここ2日間、湖沼のガバナンスに関わる会合に出席していました。
私が20歳から関わって来た宍道湖・中海は、おそらく湖沼ガバナンスの今で言うJapan Brandだろうと、なぜかその頃から思っていて、淡水化問題の時もNatureに記事にしてもらうなどしてきました。
その後月日が経ち、ラグーン関係の欧米とのコネクションも確立し、LOICZのSSCにもなって、世界に宍道湖を売り込んで来ました。
私が唯一、もしかしたら私が考えていた先を行く可能性があるかもと思っていた琵琶湖ですが、そうでもないらしいと思いました。
ラグーンという、淡水と海水の双方を理解し、かつ、双方のステークホルダーに目配りしながら淡水化干拓事業をはねのけてきた宍道湖・中海は、やはりすごいところです。だからこそ小泉八雲も、あれほど愛し「神々の国の首都」と書いたのでしょう。彼が言ったごとく、ここが日本の原点であり、未来だと思います。