ソーラー発電は環境にやさしいか?

再生可能エネルギー」でググルと、トップに下記の文章が出てきます。
再生可能エネルギー(Renewable Energy)とは石油や石炭、天然ガスなどの化石エネルギーとは違い、太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのことです。 環境にやさしく、枯渇する心配が無いため、新しいエネルギーとして注目されてきました。」
環境にやさしいとしてトップにあげられているのが太陽光で、私がアセスメント委員を務めている長野県は晴天が多いことから、メガソーラー関係の案件も結構あります。
先日も佐久でメガソーラー予定地の現地視察に行ってきました。そこでは既に下記のように、小規模なソーラー発電が行われていました。

この写真でわかるように、ソーラーパネルにおおわれると、降水が地下に浸透できる面積が少なくなり、表流水として流出する割合いが増えます。ですので、湖沼の水源地近くでメガソーラーを作る際には、地下水への影響を慎重に見極める必要があります。諏訪湖近くのメガソーラーについてはその観点から意見表明しているところですが、琵琶湖でも水質に影響を与える可能性があるかもしれないメガソーラー計画が進んでいるようです。
https://takashima-solar.jimdo.com/

水草繁茂で南湖は漁業が壊滅状態になっている琵琶湖、泣きっ面に蜂にならなければいいのですけど。