イチジクの気になる戦略

2017年秋に、タキイという種苗屋さんから買った「ドーフィン」という品種のイチジクを植えました。「二季取り、1本で結実、収穫期7月、8月中旬~10月」と書かれていました。
2019年秋、初めて結実。これは10月には食べれる!と思っていたら、11月にこの状態。

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「このままだと剪定できないんですけど、いつ熟すのですか?」と電話で聞いたら、
「来年の夏です。なので剪定はしないで下さい。」
「???」
そして本当に、今頃になって熟してきました。「収穫期7月」の意味はこれだったのですね。

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そして別の枝には小さいイチジクが出てきました。これがおそらく「収穫期8~10月」

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そしてまたその後の11月に昨年のように実がついて冬を越すとしたら、二季取りイチジクは常に実がついていることになります。イチジクは漢字で書くと「無花果」で、結実するために昆虫はいらず、いつ実をつけることも可能とは言え、こういった戦略をとることでどういうメリットがあるのか気になります。