日本ではキノコは秋の恵みのイメージですが、ロシアのバイカル湖周辺では6、7月の雨が多い時期がキノコのシーズンです。地元の方は茸狩りをして塩付けにしますが、家庭毎に微妙に漬け方が違っていて、「ウチのが一番」と自慢します。日本では秋に出回る松茸もこの時期に生えるのですが、地元ではなぜか「毒がある」と信じられていて、誰も採りません。地元のキノコの専門家に同定してもらったら、正真正銘の松茸だったにもかかわらず、です。
つくばでもこの時期に雨が続くようになり、市内の公園では様々なキノコが見られるようになりました。残念ながら松茸は見たことがなく、代わりに先日、こんなキノコがトチノキにとりついていました。
初めて見るキノコだったのでTwitterに投稿したところ、「ベッコウタケではないか?」とのコメントをいただきました。確かにベッコウタケのようです。このキノコにとりつかれると木が枯れるとあったので、管理人が気づかないようなら教えないとと思っていたら、翌日、駆除されていました。
雨の増加で災害が増えていますが、身近な生物たちにも影響がでているようです。