どうして実年齢よりずっと若く見られるのか?

私は来年で還暦を迎えますが、化粧をしていなくても(というか、HPやツイッターに載せているのは10年に一度くらいしかしないフル化粧の写真で、普段はほぼスッピンです)、実年齢よりずっと若く見えるそうです。周辺からだけならともかく、一時期Googleの「山室真澄に関連する検索キーワード」に「山室真澄 年齢」というキーワードがあって驚いたこともあり、どうしてだろうとずっと思ってました。
先日、大学の秘書さんに「来年還暦だし。。」と言ったら「えぇ?髪も真っ黒だし、そんな風に見えない。」と言われて、「それだ!」と思いました。
実は現在の方が、10年前より白髪がはるかに少ないのです。2007年4月に産総研から大学に移り、当時客員教授だった味の素の大谷先生に「脳脊髄液減少症でブラッドパッチをしても症状が緩和されない患者に、アミノ酸服用がよい効果をもたらすと思うのですが、どう思われますか?」と相談しました。その可能性はあると思うとのことで、まずは私が1日2袋アミノバイタルを服用し、劇的な効果が得られたので実験も行いました(「脳脊髄液減少症 アミノ酸」でGoogle検索すると関連記事がでてきます)。
その実験の際に、私の白髪がどんどん少なくなったのです。髪の成分はタンパク質で、脳脊髄液減少症のおかげで食欲が落ちていたところへアミノ酸を補給したから白髪が減ったのだろうと解釈してました。
先ほど、「そうだ、そうだ、白髪が少ないから若く見えるんだ。」と思ってGoogleで「アミノ酸 髪」で検索したら、比較的最近(2017年以降)の記事で、アミノ酸が髪によいとの解説がいくつか載ってました。
そもそも老化のかなりの部分が、アミノ酸不足にあると考えています。特に日本人は肉類の摂取量が少なく、同時に魚の摂取も減っています。タンパク質の摂取量は欧米よりかなり少ないと思います。歳をとるとさらにあっさりしたものを少しだけ食べる感じになるので、アミノ酸が不足し、そのために筋肉の減少、皮膚のたるみ、皺などが進行するのだと思っています。消化器系の機能低下も、アミノ酸取り込みの減少をもたらすかもしれません。
私は脳脊髄液減少症の症状が緩和してからもずっと、1日1袋アミノバイタルを服用しています。髪以外も若く見られるとしたら、原因はアミノ酸摂取だと思います。これからもアミノ酸服用実験は続けるつもりです。