ネジバナがあってもよさそうな駒場

つくばの南大通りの歩道で、コンクリートの割れ目にわずかにたまった土からネジバナがでていました。可憐な風情ですが、かなりタフな植物ですね。

つくば市ではどこにでも生えているネジバナなのですが、不思議なことに学生時代、駒場キャンパスでネジバナを見た記憶がありません。タチツボスミレやケマルバスミレは矢内原門近く(今はこの門、無いそうです)で群生してました。都市伝説だと思いますがヒガンバナもグラウンド近くで群生していて、ここには実習で使った動物の遺体が埋められているからヒガンバナが旺盛に育つとのことでした。
ネジバナを見ていてもよさそうなものですが。
あるいは交通事故が原因の脳脊髄液減少症による高次脳機能障害で、駒場で見たネジバナの記憶が抜け落ちているのかもしれません。
昔の知り合いも一部は完全に記憶が抜けていて、再会したときに「この人、誰?」と思ったりします。
脳機能の障害は外見からは分かりません。
神経毒であるネオニコチノイドに私がとても関心を持っているのは、自分が高次脳機能障害(ハタ目からはそうは見えないらしい)で苦労しているからです。
そういった苦労をしていない研究者からは、思い入れのあまり、私が時々感情的になる理由が理解できないようです。それで離れる人は、その程度だと思うようにしています。