なぜ霞ヶ浦にイシガイがいない?

長年、霞ヶ浦とその周辺でイシガイ類を調べている方々とイシガイ探しに行きました。霞ヶ浦は北部だけ回ったのですが、どの地点でもドブガイだけはいました。「こんなところに?」と驚くような農業用水路では、イシガイ類が4種類もいました。下の写真は左の…

暑さ対策巣箱

お昼にミツバチの様子を見に行ったら、かなりの数が付近を飛び回っていました。きっと巣箱が暑くて入りたくないのだろうと、巣門がある扉の釘を外して開けようとしたのですが動きません。おかしいと思って全力をこめたらまっぷたつになりました。それもその…

世界でひとつの果実酒

5月12日に摘果プラムを蜂蜜漬けにしたところ、期待通り発酵が始まりました。 自家製蜂蜜を水で薄めて放置すると発酵して蜂蜜酒になってくれるので、まず発酵するだろうとは思ってましたが、このところの高温で急速に進んだようです。蜂蜜酒は糖分が完全に…

キンランはなぜ減った?

Wikipediaによると、キンランは1990年代ころから急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧II類になったそうです。キンランは菌根菌から炭素源の30~40%、窒素源の50%を供給されているため、その菌根菌が安定して生育していないと(つまり菌根菌が寄生する樹木が…

濡れ衣?

ハス消滅原因の解明実験、茨城の2水域のうちひとつは、アメリカザリガニによる捕食らしいことが分かりました(5月10日記事)。もうひとつの水域はカメによる食害と言われていました。その水域に沈めたハスプランターを見に行ったところ、ネットをかけたプラ…

もったいない主義

連休後は高温が続き、果物が日ごとに大きくなります。もう落下はないだろうと、今日の夕方、摘果を行いました。桃は500g、プラムは750g、キーウイは350gを摘果しました。 摘果した赤ちゃんキーウイは昨年同様、へたとお尻の部分を除き、皮付きで塩漬けにしま…

花ハスの発芽

4月30日に大学のハス見本園から分けて頂いた花ハス、12本のうち7本が発芽していました! 4~6鉢を市民団体の方にお渡しして、手賀沼で昨年、突如ハスが消えた原因を調べるのに使っていただく予定です。 残りは上記の結果から除草剤が原因かもとなったときの…

犯人はおまえか?

茨城県では2つの水域でハスが消滅しました。原因としてひとつの水域を長らく観察してこられた方は、一昨年に水位低下によってアメリカザリガニを捕食するオオクチバスが激減し、大増殖したアメリカザリガニはハスの芽を食い尽くしたからだと考えています。 …

ミツバチロボット

自宅の果樹には、人工授粉が必須のものがあります。ヒメリンゴは昨年は1個しかならなかったので、今年は頑張って開花期は毎日のように人工授粉しました。それでも結実したのは数個でした。 これに対してキーウイは、師匠からニホンミツバチを1群いただいた…

16歳以上のワクチン接種は夏以降

私が住んでいるつくば市では、65歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスワクチン接種が5月24日から始まります。父親は4月28日に2回目の接種を終えていたので、もう少し早く始まるかと思っていたのですが、むしろ遅めペースで進んでいるようです(父親が…

茎の長いタンポポ、花盛り

つくば中心部の公園を結ぶ遊歩道では、茎の長いタンポポの花が最盛期を迎えています。ブタナです。 昭和初期に日本に入ってきた外来種だそうですが、私が学生の頃の駒場や本郷ではあまり見た記憶がありません。駒場ではむしろシロバナタンポポがあちこちで咲…

除草剤の季節

自宅周辺の水田はほぼ田植えが終わりました。田んぼだけでなく、畦にもしっかり除草剤がまかれたようで、草が変色して枯れています。 田んぼにまいたついでなのか、自宅近くの空き地や水田前の神社でも除草剤がまかれて、草が変色して枯れていました。 全国…

世話ゼロ野菜

うちの庭には全く世話をしないでよい野菜が2種、化成肥料をまくだけの野菜が2種あります。雑草にも負けず、虫にくわれることもありません。これはタキイから購入したものです。一度植え付けると肥料をやるだけで毎年、太さ数cmのアスパラがでてきます。…

ネオニコチノイドを巡る状況

農薬の人健康への影響を長らく研究されている知人から、某マスコミがネオニコチノイドについて取材を始めているとの情報をいただきました。あわせて、ネオニコチノイドを巡る日本の状況についても教えて頂きました。農水省では「みどりの食料システム戦略」…

金属バケツ

インドネシアからの留学生さんが、夏には帰国してネオニコチノイド汚染状況を調べるために採水することになりました。 「先生、採水には何を使えばいいですか?」「霞ヶ浦流入河川の採水では金属製のバケツを使っているけど。」「ならインドネシアで買えるか…