世界でひとつの果実酒

5月12日に摘果プラムを蜂蜜漬けにしたところ、期待通り発酵が始まりました。

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自家製蜂蜜を水で薄めて放置すると発酵して蜂蜜酒になってくれるので、まず発酵するだろうとは思ってましたが、このところの高温で急速に進んだようです。
蜂蜜酒は糖分が完全にアルコールになると全く甘くなくなり、ビールのような味になります。今日の発酵プラムジュースは、まだ甘さが残っていました。ちょっと舐めただけでほろ酔い気分になったので、アルコール度はかなり高そうです。プラムにピックで数カ所穴をあけて蜂蜜をかけただけなので、水分はプラムからしみ出した果汁だけです。水分が少ない分、アルコール濃度が高くなりやすいのだと思います。
もう少し待てば果実全部が液体に覆われるくらい水分がでるハズなので、そうなった段階で冷蔵庫にいれて発酵を中断させ、甘みを残そうと思います。
子供達が幼かったところ、梅ジュースを作ろうと砂糖の代わりに蜂蜜を入れたら梅酒になってしまったことがありました。その梅酒は焼酎で作る梅酒と全く別物で、まろやかで梅の香りがとてもふくよかでした。後にも先にも、これほどおいしい梅酒を飲んだことはありません。梅の汁自体が発酵するのですから、ツンツンする焼酎漬けよりおいしいのは当然ですが、今回の実験で暖かい時期は蜂蜜と果物を混ぜるだけで簡単に○○酒が作れることが分かったので、いろんな果物で試してみようと思います。
自家製蜂蜜、奥深いです。