観察は楽しい!

赤パプリカを育ててみました。早くも長さ10cmくらいの立派な実がついたのですが、南側が真っ赤になって10日経っても、北側はまだ緑色です。市販のパプリカはどうやって一面真っ赤にしているのか、興味がわいてきました。 今年もコバエ対策に、台所の窓際に食…

月100km未満でフルマラソンの記録を伸ばす

筑波大学の鍋倉先生が提唱しているガチユル走は、「ガチ」として目標ペースの1分減で2km走り(例えば4時間15分ならキロ6分ペースなので、5分で走る)、その後「ユル」として「ゆっくり→マラソンペース(上記ではキロ6分)に40~60分かけて走る、というもので…

寿司職人が合格を出した「くら寿司」メニューを食べてみた

ある夜、帰宅して片付けをしながら「ジョブチューン」を眺めていたら、超一流寿司職人とされる方々が「くら寿司」メニューのベスト10をジャッジしてました。下記のうちどれが合格だったでしょう? 答えは、赤えび、イベリコ豚の大トロ、みかんサーモン、炙り…

シジミ学入門

身近な二枚貝の代表であるシジミですが、総合的に解説した和書はこの本くらいのようです。新聞の連載として執筆された文章をもとにしているので、一般の方にも分かりやすく解説されています。生活史、生理生態、水産資源、食材など様々な観点から記載されて…

人生100年時代における就活の留意点

下記アパート、筑波大まで自転車で5分、つくば駅まで10分、軽量鉄骨構造、エアコン完備で、家賃はいくらでしょう? 何と月28000円!それでも3月に筑波大の学生さんが卒業してから借り手がいないのは、駐車スペースがないからと思われます。私が学生だった30…

汽水域を守る人達

日本水環境学会汽水域研究員会は、汽水域の研究に関する情報交換や社会への還元を目的に、主に物理・化学系の研究者で構成されています。汽水域は塩分成層や高濁度層が形成されやすく、そのため貧酸素化も容易に起こる特徴的な水域です。そのような水域の物…

参考書30:The wondrous workings of Planet Earth

生態系に共通する基本的枠組(分類体系、物質循環など)をざっと解説した上で、地球に成立している多様な生態系の仕組みを地域ごと(アフリカの砂漠とかサバンナとか)に解説し、再びシステムとしての生態系に関わる項目(動物、植物、海洋、湖沼、リン循環…

ヨーロッパに熱波

フランス南部ではアフリカからの熱波で異常高温になっています。パリにもその影響が及んでいると報道されていたので、昨夜、パリにいる娘にLINEで様子を尋ねたら、「めちゃくちゃ暑い!おもいっきり体調くずして、今、寝てる。」とのことでした。以前にパリ…

まるで忍者

またアマガエル採ってきました。火鉢水槽にいれると、なぜか1尾は茶色に変色してました。変色できることは知ってましたが、実際に見るのは初めてです。 早速、逃げ出した1尾は、ごつごつした垂直コンクリートも平気で登ってました。吸盤で貼りつくように登…

トレラン初心者の練習法

先週の宝篋山トレランは昨年同様、中級グループのしんがりでした。登りは中程をキープできたのですが、下りは転ぶのが怖くて(また脳脊髄液減少症になるのがイヤで)、ついついお尻を後ろに引いて走ってしまうからです。「これって、慣れるしかないでしょう…

5年後の宍道湖漁業は?

日本の川や湖沼はつい戦前まで、水草が洪水や台風による波浪などで一掃される自然環境にありました。湖では加えて、水草を徹底的に刈り取って肥料にしていました。もし水草を刈り取らなかったらどうなるか。下の写真は東シベリアの最大水深1mの湖沼です。基…

シオグサは塩水に生えるにあらず

宍道湖ではシオグサと呼ばれる底生緑藻が異常繁茂していて、一部の地元研究者が「塩分が高くなると、もっとひどいことになる。」と言いふらしているようです。 シオグサ属(Cladophora)は名前に「塩」とありますが、淡水から海水まで幅広く分布し、海外では…

川えびを食べよう!

茨城県にある霞ヶ浦北浦は、川えび(テナガエビ)の漁獲量が全国一なんだそうです。霞ヶ浦西浦(西側にある、いわゆる「霞ヶ浦」)よりも集水域が少なく、水田からの殺虫剤が少ないからだろうと思います。エビ類は昆虫と同じ節足動物なので、ネオニコチノイ…

1年未満で桃結実

昨年末に買って鉢植えにした桃が、1年足らずで実をつけました。直径7cmくらいの小さな実ですが、それがかえってよかったようで、ここまで熟してもスズメに気づかれないで済んでいます。今日には収穫して夕食のデザートにします。 庭にはもう果樹を植えるスペ…

当たれ!宝くじ

バイカル湖が一段落したので、しばらく行けてなかったミンダナオの沿岸生態系保全の仕事をしようと、助成申請書作りに励んでいます。学振の二国間など政府がからむ予算は、フィリピン大学がパートナーでないとフィリピン側で落とされてしまうので、今回は民…